久しぶりの休み

 年末年始に11連休を取り、新年の初出勤日にお偉いさんへの報告。そのまま怒濤の12連続出勤がやっと終わり、1月21日は久しぶりの休みでした。(と言っても週末分の出勤はフレックスで少し早めに帰っていたりしたので、なんとか休むことはできていた。はず)

 

 残念なことに昨年末にBluetoothのイヤホンをなくしてしまったので、新たなものを買いに行きました。そのイヤホンは去年の誕生日に妻からプレゼントされたもので、安かった(約3,000円)のだけど、かなり便利で重宝していたものでした。(妻にはお詫び済みですが、本当にもったいないことをしました。)

 年末に家族が遊びに来たときにビックカメラで時計を購入したのですが、そのときのポイントが余っていたので、それを利用することにしました。行き先はビックカメラの有楽町店だったのですが、少し前まではそんなにBluetoothのイヤホンはあまり売り場が大きくなかったのですが、ちょっと前に売り場が移動し、さらに今までよりかなり大きな面積を占めるようになりました。

 前のイヤホンはSoundPEATS(サウンドピーツ) のQ12で、値段が安い割に問題なく使うことができ、コストパフォーマンスがかなり良かったのですが、曲の初めに音飛びしていたのがちょっと残念なところでした。今回はポイントもありましたので、前回より高いものを選びました。30分以上悩んでRADIUSというところのHP-S100BTRを買いました。値段は6,500円ほど。今のところ音飛びがなく、Q12より音が格段に良いです。

 

 イヤホンの後は、本屋へ。SoftwareDesignの2018年2月号を購入。毎月購入しているのですが、去年はしばらく読むことができず積ん読状態になっていました。ほかの記事で書きましたが、ブックカバーを購入し、通勤時間に読んでいます。しかし、サピエンス全史が面白く、優先させてしまったので、しばらくお預けでした。サピエンス全史も読み終わったので、SoftwareDesignに戻ります。

 もう一冊本が欲しかったのですが、今回はグッとくるものが無く、断念しました。普通は、20~30分ほど、本棚の前にいたら目に飛び込んでくる本があったのですが、今回はありませんでした。なんか疲れているのかな?

 

 晩ご飯は、坦々ごま鍋です。単身赴任前からエバラの「担々ごま鍋の素」にはお世話になっていて、一人暮らしになってからもよく食べてます。これを食べると止まらなくなってしまうので、困ります。今回もかなりおなかいっぱいになるまで、止まりませんでした。おなかがやばかった。

認知革命について(サピエンス全史より)

 「サピエンス全史」(ユヴァル・ノア・ハラリ)を読書中です。数年前に「銃・病原菌・鉄」(ジャレド・ダイアモンド)を読んで、人類の壮大な歴史に感動し、ずっとジャレド・ダイアモンドの本を読み続けています。今回の本もサピエンスと書かれてはいますが、ほぼ人類と考えて良いと思います。

 そのサピエンスが拡大していった大きな要因として認知革命に言及しています。認知革命というのはそれまでは「実物」しか信じていなかったサピエンスが、例えば国、会社、宗教など「虚構」のものを信じるようになったこと。「実物」というのはサピエンスが対応してきた木々などの自然、動物を言います。それらは生き残るために必要な食べ物を獲得するために必要なものでした。今日ではスタンダードになりすぎて逆に想像しづらいですが、「虚構」というのは国、会社、宗教などは実物が無いものになります。例えば、会社などは人という面から見ると従業員が存在します、製品を製造しているのであれば工場があります。しかし、会社という実体はどこにもありません。見えないものです。実体はないのに自治体などで申請を行うだけで法人(会社)を設立することができてしまいます。

 この虚構を認知できるようになったのが大きな革命だと本書では述べています。これによって、他人と協力しえあるようになり、大きな組織を編成できるようになりました。単独行動をしているほかのライバルたちを蹴落としていったことになります。

 ここからは自分の意見ですが、その認知革命は今でも進化していると思います。今までは実体を元にした差別がありました。例えば、人種問題。白人が黒人やアジア人を見た目で差別する。これは肌の色という実体を見て差別をしていました。ほかには性別があります。性別に関しては、差別以外の問題があります。LGBTとまとめられてしまいましたが、セクシャルマイノリティの中でも見た目の性別と心の中の性別が違う人たちが居てその人たちにも光が当てられるようになりました。人種が違っていても、性別が違っていても、実物とは切り離して中身で接していくことも認知革命だと思います。

 本の方はまだまだ続いていきますが、最初の段階でも面白すぎます。これからも楽しみです。

 

ドラクエの話し

 

 部長が突然言った。「ドラクエの良さはどこにあるのか?」

 商品企画の会議の場だったらこんな質問もあるかも知れないですが、今は昇格に向けた準備の打ち合わせの場でした。ドラクエ11が発売されて少したった頃で、話題に上がっていた頃になります。レベルアップの楽しさとみんながやっていると話題が増えて友達との会話も楽しくなるということを回答しましたが、その後すぐ別の話題になり、なんでいきなりそんな話になったのか分からずじまいでした。

 

 その後、1ヶ月ほどたち、仕事もすこし落ち着いたので、やっとドラクエを始めることができました。2~3年前に中古で買った9をやっていたのが、直近のドラクエ歴になります。

 もっとさかのぼると、小学生時代にファミコンドラクエ2を借りてきてやったのが初めて、ロンダルキアの洞窟にはまりながらもクリアできたのが最初の思い出、あと有名な勇者「もょもと」の出てくる復活の呪文をそらんじることができたので、それで遊ぶのも好きでした。

 その後、3~9までは少し世間に遅れながらも必ずクリアまでは遊び、10はさすがにオンラインだったので、やることはありませんでした。

 

 今回は3DSでやりました。ドットは荒いけどドラクエだったらこんな位でも問題ないです。最初の部長の問いかけを考えながらやることになってしまいました。まずはレベルアップのところ、今回はなかなか敵が強くて定期的にまとめてレベルアップをしました。レベルアップの場所は、ヨッチ族のいるところにある時渡りの迷宮ですこし強めの敵がでてくるダンジョンなどでレベルアップをしました。レベルアップもそうですが、スキルの獲得もなかなか面白かったです。

 2つめはコミュニケーションとしてのドラクエ。これは子供の頃は結構コミュニケーションツールとして使うことはできたけど大人になると、あまりゲームを話題にしなくなったので、ほとんどドラクエを使った話しがありません。

 

 部長の問いかけには答えられなかったけど今回のドラクエは過去のドラクエの世界を垣間見ることがありました。すべてではないけれど結構敵が強いところがあって、苦労の甲斐があるダンジョンもあり、楽しめることができました。これはおそらくファミコン時代からやっているアラフォー世代を巻き込むための戦略であるし、それに乗ってしまう自分も自分だけれど、そこは評価したいです。

 

 やっと昨日クリアしたけどクリア後にもいろいろあって楽しめそうです。

今日の出来事

 今日は朝からずっと行動していた。昨日の残りのサンマを食べたのが最初。いつものアイロンがけを始めようと布団をあげたところ、マットレスの下側が濡れていた。そんなに寝汗をかいているつもりは無いけど、なんだったんだろう。マットレスは日の当たる場所に移動して干して置いた。
 気を取り直してアイロンに水を入れようとしたら今度はアイロンから水漏れ。これはたまに起きるけどこちらも原因分からず。アイロンが熱くなると水漏れしなくなった。アイロンの後はいつもの通り、掃除機をかけ、トイレ、洗面台、台所を順番に洗って行く、今日は同時進行で洗濯して行った。
 今日は夜、友人宅でMー1を見ながらケンタを食べる会が開催されることになっていてその為に、早め早めの作業になっている。洗濯はいつも夜だけど午前中からすると外に干せるからなかなか良いと思う。
 お昼は同じ理由で月曜日から朝ごはんになるものを作ることにした。二週連続で鍋だったので、今回はハヤシライスを作ることにした。ハヤシライスもいつものルーから手を加えてみることにした。いつものルーはトマトが入っているものなので追いトマトをして見た。トマトの酸味がいつもより濃くて自分好みの味になって大満足。明日からも楽しめそう。
 午後から外に出る。まずは床屋さんへ。いつも指名せず、美容師さんはバラバラだけどなるべく会話をするようにしていた。今回はどうしても眠気に勝てずずっと眼を閉じて寝てしまった。
無事散髪が終わり今度は都内へ向かう。直接向かうのではなく、寄り道をすることした。まずはおみやげ用に東京駅で舟和の芋ようかんを購入。芋ようかん好きで、前に一番小さいのを一人で食べたら、量が多くて大変だったので一人で食べる事はやめることにした。今回は人数が居るのでなんとかなりそう。
 

平日の疲れをとる

 今週は久しぶりに月曜日から金曜日までフル稼働、先週のように祝日も無ければ、先々週のように近地出張にかこつけてゆっくり出勤したり、早めに帰ることもできなかった。フルフル打ち合わせ、作業の1週間だった。

 金曜日の夕方にはさすがにガタが来ていて、ずっと肩におもりが乗っているような状態でその後の打ち合わせに乗り切れるか不安だったが、なんとか乗り切ることができた。

 それにしても、咳が止まらない。風邪を引いたのが先月の3連休で、それから咳が止まらなくなり、一ヶ月も経ってしまった。風邪の後に咳が止まらないのはストレスから来ている。ずっと前から同じことを繰り返していて、さかのぼると大学生時代の就職活動からだった。就職活動を開始して初めに受けた会社でいきなり最終面接まで行って、落ちてからが大変だった。ちょっとした燃え尽き状態になっていてその後の会社が続かなく一次面接で落とされたり、書類審査でいきなり落とされたりしてなかなか就職が決まらない状態がつづいた。

 さらには個別に電話が来て、就職セミナーだと思って参加したら変なお姉さんに英語教材を買わされそうになったり、就職活動がうまくいかない時期があった。そのときも咳がでていて、結構辛かった。

 社会人になった後も、システムの稼働前など何度も咳が止まらなくなったことがあった。それでも結局はストレスが無くなった段階で直ったので、特に病院に行ったりしないでいても時間が経つと直っていたので、今回も同じ方式で行くことになりそう。

 疲れたこともあり、昨日の夜は、酒を飲んだ。酒を飲んだ翌日はラーメンが食べたくなる。普通の人は当日のシメだけども自分はなぜか翌日食べたくなってしまう。駅の構内にある家系ラーメン屋で食べる。翌日と言うこともありなかなかおいしかった。

 その後は、マンガ喫茶へ。先日インベスターZをAmazonで格安で購入、kindleでずっと読んでいた。格安にしていたのは、最終巻を購入してもらうための販促みたいなものだろう。最終巻だけ通常価格だったので、ほかのマンガも読むついでに残っていた最終巻を片付けた。また、そのほかはオタリーマンなどを読む。オタリーマンは元々サイトをやっていたが、自分と年齢、職業に近いこともあり、ずっとサイトを見続けていた。ずっと仕事をしながら兼業でマンガを書いていたが、なんとかマンガだけで食べれるようになったのか、サラリーマンをやめてしまったようだ。

 そんなこんなで体を休める一日となった。

地下謎への招待状2017

 

 先週末に東京メトロの地下謎に行ってきた。正式名称は「地下謎への招待状2017」。東京メトロの地下鉄に乗りながら駅や電車などいろいろなものを見て、乗って、使って謎を解いていくゲームである。大学時代の友人が謎解き好きで各地の謎解きイベントに行っており、ご一緒させてもらった。おっさん3人旅である。

 新宿駅で11:00に待ち合わせ。そこからスタートキットを購入し、最初の謎解きをする。ネタバレになるのであまり細かいところは伝えられないが、公共物や何気ないオブジェを使いながら謎を解いていくという一連の流れに感心してしまった。

 これは問題作成者側に回った考え方になってしまうが、日常の生活の中で、毎日見ているものは、見ていながら頭の中に残らなくなる。そのような日常に埋もれてしまうものを使いながら一つの問題としてパッケージ化し、解答を作る。

 おそらく企画が立ち上がった段階から、くまなく地下鉄に乗り、多くの駅を回ってきたのか、最初に大きな問題構成を作ってから駅を回って細部を作っているか、そんなところが気になってしまった。それにしても身の回りにあるものを何でもかんでも利用して問題を作っていく作成者の頭の柔らかさがすごく印象に残った。

 問題を作るというのはまさに選ばれた人にしかできない。子供は学校に行って勉強をしているが、これは問題を解くことしかしていない。問題を自ら作っているのは研究者か投資家(インベスターZの影響)くらいなものである。課題を発掘し、それを自ら解いていく。仕事にも通じるものがあると感じた。

 話は脇に逸れたが、結果18:00くらいに最後問題を解くことができた。3人のおっさんで、かつノーヒント、うまく行った方だろうか。

 日曜日ということもあるかも知れないが、スタートキット購入の際も自分の前に10人くらい並んでいた。さらには各種ポイントとなる場所にはキットを持った人が多く居て、電車の中にも同じような人が結構居た。電車から降りるタイミングも同じで、めんどくさいときは同じキットを持った人の後に付いていったりできるくらい人が多かった。あまりニュースにはなっていないが、結構人気があるように見える。

 その日は一日で14,000歩ほど歩いた。最後は居酒屋に行った時にはだいぶ疲れていて睡魔に襲われて大変だったが、飲んだ酒がおいしかった。

 また来年も行きたいけど、その頃には単身赴任生活も終わっているはず。残念だけど次回は無いかな。

「酒肴奇譚」小泉武夫(中公文庫)

 この人の文章は独特な雰囲気を醸し出す。日経新聞で「食あれば楽あり」を連載しているが、食べた時の表現に擬態語をこれでもかというくらい使っている。不快感がある人もいそうだが自分はけっこう楽しくなってしまう。

 コラムだけでなく、一度本で読んで見たく手に取って見たのが今回の酒肴奇譚だった。

 この本では諸白醸児を名乗って酒にまつわる話を縦横無尽に語って行くスタイルになっている。自分は日常ほとんど酒を飲むことは無いけど酒の出来る仕組みが面白くついつい読み込んでしまった。日経新聞のコラムともまた違っており口上を述べる語り部調の文章となっている。

 日本における酒の歴史を発酵の歴史に絡めて語っていて映画「君の名は」にも出てきた口噛み酒も出てきた。本人も作って見たそうだけど口噛みさせるのは女子学生だというのがやっぱりなんとも言えなくなってしまう。あと、江戸時代の番船競争の話も面白かった。初ガツオを求める江戸っ子は何にでも旬を求めているのがよく分かる話だと思う。

 話は酒だけでは無く酒の肴にまで及んでいる。焼き魚、煮魚などはもちろん味付けに使う調味料にも話が及ぶ。調味料は煎り酒が登場。うちも少し前に使ったことがあるけどなんで今廃れてしまったのかわから無いくらい風味のある調味料だった。

 更には、日本の自然にまで及んでいる。確かに日本の風土が深みのある酒と肴を育んできた。ここまで深みのある蘊蓄話ができるのは大学教授だからこそ成せる技なのかも知れない。

 自分は酒が飲めないのに最近は酒情報を欲しているみたいだ。この後、手に取ったのは俵万智の「百人一酒」だし、千葉県立現代産業科学館に行って「千葉の発酵」展を見てしまった。酔っ払ってしまいそう。