ロバに耳打ち(中島らも)

最近エッセイを読んでいる。

エッセイは脳みそ空っぽでも読める。さらに本当のところはわからないが、一応の事実が書いてある。会社帰りにはちょうどいいと思っている。
やはり仕事で疲れているのだろうか。新しい職場に来てから11ヶ月ほどたったのだが、まだまだ慣れない。今までの職場が長すぎたのであろうか。それでも同じような人がいて、同じように異動をしている。どうやって慣れていくのか、やはり時間が解決するしかないのか?いつになったら時間が解決してくれるのだろうか?問いかけが止まらなくなる。そんなつきない悩みの時にエッセイが役に立つ。


この人の本を読んでいると、隣に本人が一升瓶を持って話しかけてくるようだ。
一升瓶を左手に、湯飲みを右手に自分で酒を注ぎ飲み干し、また継ぎ足しては飲み干し、自分のペースで酒を飲み、合間にこちらへ話しかけてくるような感覚に陥る。
話の内容もくだらない下ネタから大きな象のノミの話まで何でもかんでも出てくる。その話もどこまで本当かわからない。わからないというのはこの人が酒を飲みながらエッセイを書いているからである。

本当に酒を飲みながら文章を書けるのであろうか?今度隣に来たときに聞いてみたい。