夜中にテレビでやっていたので録画して見た。
この物語は小学校時代からの成長を通してある一組の男女の交わりと交われなかったものを美しい風景・音楽で展開させていく。
最初は小・中学生だろう。都会で2人のつながりが生まれる。
都会・田舎の風景を対比的に描く。都会ではビルの風景として書いたものを田舎では雪とその他何もない風景を描き出し、電車の外観では都会のものは最新車両として明るい外観を、田舎の電車は古く暗く登場させる。更に電車の車内の風景は田舎独特のドアを閉めるボタンを登場させる。
ありふれているけれども、みずみずしい男女のつながりを全面に押し出している。
最後の部分は、主人公のかなり残念な部分が出てしまうが、事前の情報ほど鬱展開ではなく、このような終わり方も良いとは個人的に思う。
というのは世の中は良くあるドラマや映画のようにハッピーエンドで終わることは無く、傷を抱えて生きる人がいると言うこともまた事実だからである。