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「書いて稼ぐ技術」永江朗(平凡社新書)

 

1.フリーで生きていくことの誘惑

サラリーマン生活をしているとフリーの気楽さをうらやましく思ってしまう。
いやな上司に頭を下げなくても良いし、好きな仕事をしていれば良い。この本ではそんなフリーライターの仕事を垣間見ることができる。
特にフリーライターの魅力や仕事術などを中心に書いているがサラリーマンでも参考にしておくべきことがいくつもちりばめられている。

著者はフリーライターとして、長年仕事をしてきており、ルポルタージュやインタービュー本、ゴーストライターなどを行ってきており、今回の著書はフリーライターとしての今までのキャリアのまとめと、これまで携わってきた仕事を振り返っている。

 

2.書評の書き方


ブログなどで書評を書いている人にとってはこの「6ライターは読者の代行業である」が参考になる。著者は長年書評をしており、経験に基づいた書評術を身につけており、得た結論がタイトルにそのまま出ている。
タイトルの通り読者の代行として、その本がどんな本なのかを伝える方法を書評を例に具体的に書いてある。この内容に関しては実際に中身を自分で読んでみた方が良い。

 

3.世渡りの仕方

世渡りの仕方としてリスク管理とお金に関することに章を割いている。特にリスクに関する内容はサラリーマンでも参考になるものと思われる。特に「リスク分散術」という段落では一紙、一社に頼ることを危険だとしているが、これはサラリーマンでも同じことで、分散をなるべく図るべきだと自分は考えている。例えば、夫婦二人それぞれで仕事を持ち、どちらの会社がつぶれたとしても収入が入るようにする。
結婚というのは別の面もあり、それ自体がリスクになり得ることもあり、リスク回避にもなり得ることもあり、難しい判断が求められると思う。
それが難しい場合は収入保障をする保険があるので、保険に入ることも一つの選択肢である。

 

4.ゴーストライター


あまり詳細が語られることがないゴーストライターに関する情報も載っていてなかなか面白かった。本の出版までをプロジェクトと呼び、ゴーストライターへのインタビューや文章化、印税の分配まで詳細に説明している。


5.参考


 参考としてこの本と似た本を挙げる。
 「ラクをしないと成果は出ない」日垣隆(だいわ文庫)
 こちらはジャーナリストだが、リスク管理など共通の話題がいくつかある。