ドラクエの話し

 

 部長が突然言った。「ドラクエの良さはどこにあるのか?」

 商品企画の会議の場だったらこんな質問もあるかも知れないですが、今は昇格に向けた準備の打ち合わせの場でした。ドラクエ11が発売されて少したった頃で、話題に上がっていた頃になります。レベルアップの楽しさとみんながやっていると話題が増えて友達との会話も楽しくなるということを回答しましたが、その後すぐ別の話題になり、なんでいきなりそんな話になったのか分からずじまいでした。

 

 その後、1ヶ月ほどたち、仕事もすこし落ち着いたので、やっとドラクエを始めることができました。2~3年前に中古で買った9をやっていたのが、直近のドラクエ歴になります。

 もっとさかのぼると、小学生時代にファミコンドラクエ2を借りてきてやったのが初めて、ロンダルキアの洞窟にはまりながらもクリアできたのが最初の思い出、あと有名な勇者「もょもと」の出てくる復活の呪文をそらんじることができたので、それで遊ぶのも好きでした。

 その後、3~9までは少し世間に遅れながらも必ずクリアまでは遊び、10はさすがにオンラインだったので、やることはありませんでした。

 

 今回は3DSでやりました。ドットは荒いけどドラクエだったらこんな位でも問題ないです。最初の部長の問いかけを考えながらやることになってしまいました。まずはレベルアップのところ、今回はなかなか敵が強くて定期的にまとめてレベルアップをしました。レベルアップの場所は、ヨッチ族のいるところにある時渡りの迷宮ですこし強めの敵がでてくるダンジョンなどでレベルアップをしました。レベルアップもそうですが、スキルの獲得もなかなか面白かったです。

 2つめはコミュニケーションとしてのドラクエ。これは子供の頃は結構コミュニケーションツールとして使うことはできたけど大人になると、あまりゲームを話題にしなくなったので、ほとんどドラクエを使った話しがありません。

 

 部長の問いかけには答えられなかったけど今回のドラクエは過去のドラクエの世界を垣間見ることがありました。すべてではないけれど結構敵が強いところがあって、苦労の甲斐があるダンジョンもあり、楽しめることができました。これはおそらくファミコン時代からやっているアラフォー世代を巻き込むための戦略であるし、それに乗ってしまう自分も自分だけれど、そこは評価したいです。

 

 やっと昨日クリアしたけどクリア後にもいろいろあって楽しめそうです。

今日の出来事

 今日は朝からずっと行動していた。昨日の残りのサンマを食べたのが最初。いつものアイロンがけを始めようと布団をあげたところ、マットレスの下側が濡れていた。そんなに寝汗をかいているつもりは無いけど、なんだったんだろう。マットレスは日の当たる場所に移動して干して置いた。
 気を取り直してアイロンに水を入れようとしたら今度はアイロンから水漏れ。これはたまに起きるけどこちらも原因分からず。アイロンが熱くなると水漏れしなくなった。アイロンの後はいつもの通り、掃除機をかけ、トイレ、洗面台、台所を順番に洗って行く、今日は同時進行で洗濯して行った。
 今日は夜、友人宅でMー1を見ながらケンタを食べる会が開催されることになっていてその為に、早め早めの作業になっている。洗濯はいつも夜だけど午前中からすると外に干せるからなかなか良いと思う。
 お昼は同じ理由で月曜日から朝ごはんになるものを作ることにした。二週連続で鍋だったので、今回はハヤシライスを作ることにした。ハヤシライスもいつものルーから手を加えてみることにした。いつものルーはトマトが入っているものなので追いトマトをして見た。トマトの酸味がいつもより濃くて自分好みの味になって大満足。明日からも楽しめそう。
 午後から外に出る。まずは床屋さんへ。いつも指名せず、美容師さんはバラバラだけどなるべく会話をするようにしていた。今回はどうしても眠気に勝てずずっと眼を閉じて寝てしまった。
無事散髪が終わり今度は都内へ向かう。直接向かうのではなく、寄り道をすることした。まずはおみやげ用に東京駅で舟和の芋ようかんを購入。芋ようかん好きで、前に一番小さいのを一人で食べたら、量が多くて大変だったので一人で食べる事はやめることにした。今回は人数が居るのでなんとかなりそう。
 

平日の疲れをとる

 今週は久しぶりに月曜日から金曜日までフル稼働、先週のように祝日も無ければ、先々週のように近地出張にかこつけてゆっくり出勤したり、早めに帰ることもできなかった。フルフル打ち合わせ、作業の1週間だった。

 金曜日の夕方にはさすがにガタが来ていて、ずっと肩におもりが乗っているような状態でその後の打ち合わせに乗り切れるか不安だったが、なんとか乗り切ることができた。

 それにしても、咳が止まらない。風邪を引いたのが先月の3連休で、それから咳が止まらなくなり、一ヶ月も経ってしまった。風邪の後に咳が止まらないのはストレスから来ている。ずっと前から同じことを繰り返していて、さかのぼると大学生時代の就職活動からだった。就職活動を開始して初めに受けた会社でいきなり最終面接まで行って、落ちてからが大変だった。ちょっとした燃え尽き状態になっていてその後の会社が続かなく一次面接で落とされたり、書類審査でいきなり落とされたりしてなかなか就職が決まらない状態がつづいた。

 さらには個別に電話が来て、就職セミナーだと思って参加したら変なお姉さんに英語教材を買わされそうになったり、就職活動がうまくいかない時期があった。そのときも咳がでていて、結構辛かった。

 社会人になった後も、システムの稼働前など何度も咳が止まらなくなったことがあった。それでも結局はストレスが無くなった段階で直ったので、特に病院に行ったりしないでいても時間が経つと直っていたので、今回も同じ方式で行くことになりそう。

 疲れたこともあり、昨日の夜は、酒を飲んだ。酒を飲んだ翌日はラーメンが食べたくなる。普通の人は当日のシメだけども自分はなぜか翌日食べたくなってしまう。駅の構内にある家系ラーメン屋で食べる。翌日と言うこともありなかなかおいしかった。

 その後は、マンガ喫茶へ。先日インベスターZをAmazonで格安で購入、kindleでずっと読んでいた。格安にしていたのは、最終巻を購入してもらうための販促みたいなものだろう。最終巻だけ通常価格だったので、ほかのマンガも読むついでに残っていた最終巻を片付けた。また、そのほかはオタリーマンなどを読む。オタリーマンは元々サイトをやっていたが、自分と年齢、職業に近いこともあり、ずっとサイトを見続けていた。ずっと仕事をしながら兼業でマンガを書いていたが、なんとかマンガだけで食べれるようになったのか、サラリーマンをやめてしまったようだ。

 そんなこんなで体を休める一日となった。

地下謎への招待状2017

 

 先週末に東京メトロの地下謎に行ってきた。正式名称は「地下謎への招待状2017」。東京メトロの地下鉄に乗りながら駅や電車などいろいろなものを見て、乗って、使って謎を解いていくゲームである。大学時代の友人が謎解き好きで各地の謎解きイベントに行っており、ご一緒させてもらった。おっさん3人旅である。

 新宿駅で11:00に待ち合わせ。そこからスタートキットを購入し、最初の謎解きをする。ネタバレになるのであまり細かいところは伝えられないが、公共物や何気ないオブジェを使いながら謎を解いていくという一連の流れに感心してしまった。

 これは問題作成者側に回った考え方になってしまうが、日常の生活の中で、毎日見ているものは、見ていながら頭の中に残らなくなる。そのような日常に埋もれてしまうものを使いながら一つの問題としてパッケージ化し、解答を作る。

 おそらく企画が立ち上がった段階から、くまなく地下鉄に乗り、多くの駅を回ってきたのか、最初に大きな問題構成を作ってから駅を回って細部を作っているか、そんなところが気になってしまった。それにしても身の回りにあるものを何でもかんでも利用して問題を作っていく作成者の頭の柔らかさがすごく印象に残った。

 問題を作るというのはまさに選ばれた人にしかできない。子供は学校に行って勉強をしているが、これは問題を解くことしかしていない。問題を自ら作っているのは研究者か投資家(インベスターZの影響)くらいなものである。課題を発掘し、それを自ら解いていく。仕事にも通じるものがあると感じた。

 話は脇に逸れたが、結果18:00くらいに最後問題を解くことができた。3人のおっさんで、かつノーヒント、うまく行った方だろうか。

 日曜日ということもあるかも知れないが、スタートキット購入の際も自分の前に10人くらい並んでいた。さらには各種ポイントとなる場所にはキットを持った人が多く居て、電車の中にも同じような人が結構居た。電車から降りるタイミングも同じで、めんどくさいときは同じキットを持った人の後に付いていったりできるくらい人が多かった。あまりニュースにはなっていないが、結構人気があるように見える。

 その日は一日で14,000歩ほど歩いた。最後は居酒屋に行った時にはだいぶ疲れていて睡魔に襲われて大変だったが、飲んだ酒がおいしかった。

 また来年も行きたいけど、その頃には単身赴任生活も終わっているはず。残念だけど次回は無いかな。

「酒肴奇譚」小泉武夫(中公文庫)

 この人の文章は独特な雰囲気を醸し出す。日経新聞で「食あれば楽あり」を連載しているが、食べた時の表現に擬態語をこれでもかというくらい使っている。不快感がある人もいそうだが自分はけっこう楽しくなってしまう。

 コラムだけでなく、一度本で読んで見たく手に取って見たのが今回の酒肴奇譚だった。

 この本では諸白醸児を名乗って酒にまつわる話を縦横無尽に語って行くスタイルになっている。自分は日常ほとんど酒を飲むことは無いけど酒の出来る仕組みが面白くついつい読み込んでしまった。日経新聞のコラムともまた違っており口上を述べる語り部調の文章となっている。

 日本における酒の歴史を発酵の歴史に絡めて語っていて映画「君の名は」にも出てきた口噛み酒も出てきた。本人も作って見たそうだけど口噛みさせるのは女子学生だというのがやっぱりなんとも言えなくなってしまう。あと、江戸時代の番船競争の話も面白かった。初ガツオを求める江戸っ子は何にでも旬を求めているのがよく分かる話だと思う。

 話は酒だけでは無く酒の肴にまで及んでいる。焼き魚、煮魚などはもちろん味付けに使う調味料にも話が及ぶ。調味料は煎り酒が登場。うちも少し前に使ったことがあるけどなんで今廃れてしまったのかわから無いくらい風味のある調味料だった。

 更には、日本の自然にまで及んでいる。確かに日本の風土が深みのある酒と肴を育んできた。ここまで深みのある蘊蓄話ができるのは大学教授だからこそ成せる技なのかも知れない。

 自分は酒が飲めないのに最近は酒情報を欲しているみたいだ。この後、手に取ったのは俵万智の「百人一酒」だし、千葉県立現代産業科学館に行って「千葉の発酵」展を見てしまった。酔っ払ってしまいそう。

 

つくば

 大学の頃住んでいた「つくば」には思い出がたくさんある。

 つくば市茨城県の南部に位置しており、その頃の人口が約16万人程度。研究学園都市として、大学や研究所などが数多く設置されている。

 それまで北海道を出たのは、修学旅行くらいしか無かったのに、本格的に北海道を出てそのまま住んでしまうなんて、なんと大それたことをしたのだろうかと思う。

 その頃は本当に実家に居るのがイヤで、外に出て行くことしか考えていなかった。しかも北海道内では無く、道外へ。大学に進学するのは実家を出るためであった。

 大学の寮に入ったらこれがまた楽しくてたまらなかった。ホームシックにかかる人は居るけれど、自分はまったく無縁だった。

 その頃はまだつくばエキスプレスが無く、陸の孤島と呼ばれるくらい交通機関が貧弱だった。東京都内へ行くときは高速バスを使って行くしか無かった。先輩からは数年後にはつくばエキスプレスができて便利になると聞いていたが、自分が大学を卒業するまでには完成しなかった。結局、卒業から4年後に完成した。

 つくば市の中心部には、ペデストリアンという歩行者専用道路が整備されており、サークルで走っていたのを思い出す。あれほど、歩道と自然が一体化しているところはほかの都市には無かった。

 北海道時代は台風が来ることが無かったが、つくばで初めて台風が来たときにはうれしくて傘を持って外に出て台風接近を肌で感じてみたりもした。あと生まれて初めてゴキブリを見て、ちょっと感動してしまった。

 大学構内に寮があり、寮から教室に向かう際の並木道の両側に桜の木が植えられていた。北海道内ではぽつりぽつりとしか咲かない桜が、並木道の両脇に咲いていてなかなか壮観だった。夏はとても暑く、しかも寮にはクーラーが付いていない。逃げ場を探すのが大変だった。仕方なく、コンビニで立ち読みして涼んだりするしか無かった。

 つくばとは、それまで家庭に縛られていた自分を解放し、子供から大人へ変化させていった場所といえる。実家では父親と母親が居て、子供として生活していく、時には反抗することはあったが、だいたいは言われたことを守り従順に過ごしていた。従順に過ごすことで、親に守られていた。子供の頃には必要なことだ。

 一人暮らしをすると言うことは自分で食事を作り、買い物をしなくてはいけない。お金の管理もする必要がある。自立をすることで、大人になっていく。自立を教えてもらったのがつくばだったと思う。

弟の結婚式3とその後

 結婚式は終わったけど、この後は2次会。時間はすでに22:00になっている。子供たちはもうかなり疲れていて、翌日も学芸会が待っている。自分もこれから2時間運転しなくてはいけないというかなり辛い状況だったので、お店に行って乾杯してすぐおいとましてしまった。久しぶりの親戚だったのでゆっくりしたかったが翌日が翌日なので仕方が無い。

 

 後は帰るだけだったけど、最後におばさんのところに行かなくてはいけない。家庭菜園で作った野菜を用意していたらしく、寄っていって欲しいとのこと。毎年、カボチャやタマネギ、イモなどかなりの野菜をもらっている。今年も欲しかったので、かなりの急ぎ足で訪問野菜をもらうだけもらって自宅へ向かった。(もちろん、後日お礼の品は贈っておいた)

 自宅へは高速を利用。工事中はこんなのいるかと思っていたけど、できたらできたでかなり便利。下道だと2時間程度かかるが、高速を利用すると1時間ちょいで付いてしまう。この速さになれてしまうと、なかなか下道を使うことができなくなる。帰宅するともう日付を越えていた。とりあえずダッシュで子供たちを布団に運び、自分たちも就寝。速攻で眠りにつくことができた。

 

 翌日は子供たちの学芸会。

 子供たちは元気いっぱいだったけど、自分がやばかった。朝起きてもまぶたが上がらない。足が上がらない。頭が上がらない。会場まで行ったけど今度はまぶたが重い、体が重い、頭が重い。子供たちの頑張りを間近で見ることができた。生徒の数が少ないせいか子供二人分が終わってもまだ10:30だった。終わった後、家に帰ってから布団に倒れてそのまま寝てしまった。

 

 夜に最終便で単身赴任先へ戻る。前回の最終便は遅延が発生し、日付が変わるくらいの時刻になっていた。前回の反省を踏まえ、月曜日は午前年休を確保。午前中だけだけどゆっくり休むことができた。本当であれば、一日休みたいけど、なかなかうまく調整できないのが悲しいところ。もうちょっと強くなりたい。

 

 毎回思うけど、自宅に帰るときは予定が埋まりすぎていて忙しい。今度はゆっくり帰りたいけど、なかなか難しい。そもそも単身赴任生活も2年経過し、そろそろ自宅から通えるようになりたい。とりあえず今度の年末年始は10日ほど休みを確保し、成人式の祝日をうまく絡めて自宅に長期間帰ることができる。特に3連休は子供たちが泊まりがけでスキー学習に行くので、夫婦2人でゆっくりできる。