出張先でのゲーム

 先月は長期間の出張が多く、自宅に戻るとロスがあるので、休日もホテルにいることがあった。
 最近、ユニコーンオーバーロードというゲームを始めて、これがなかなか面白いゲームだった。出張に出てしまうとゲームができなくなるため、出張にPS4を持っていくことにした。
 PS4は初期型ではなく、多少スリムになったものを購入していたが、やはり出張になると大きな荷物となってしまう。
 そのユニコーンオーバーロードも携帯しやすいSWITCHでも販売していて、SWITCH版を購入すれば簡単に持っていくことができたが、SWITCH本体を購入することは費用の問題から諦めていた。また、そもそもそんなに出張があるとは思っていなかったというのもあった。
 1週間分の着替えとノートパソコン、PS4をなんとかキャリーバッグに詰め込んで出張に出たのであった。

 最初のホテルは少し安めだったが、部屋自体はこざっぱりしていて快適に過ごすことができた。ただ、テレビは少し型が古く、壁掛けされていた。
 残念ながらテレビ自体をずらすことができず、配線に苦労した。
 最近のは横から指すことができるが、背面に突き刺す方式なのでPS4HDMIケーブルをつなぐためには、テレビの裏に空間がないと指すことができない。更には背面が暗いのでどこにケーブルの受け口があるのか直接見ることができない状態だった。
まずはケーブルの受け口を調べるためにテレビの型番を調べてインターネットで検索した。テレビ背面の画像を見つけ出し、受け口がどこにあるのか頭に叩き込んだ。
次にケーブルの先を持って、受け口らしきところを探りながら差し込もうとしたが、ケーブル自体が曲がりにくい材質のもので、曲げながら差し込んで行ったが、背面が狭いので微妙に斜めになるらしく、うまくいれることができなかった。何度もトライしてやっと差し込むことができた。
 ホテルの清掃員に見つかると外される可能性があったので、基本的にPS4はバッグにしまっておき、ケーブルはテレビの後ろに隠しておいた。

 その後に宿泊したホテルはつなぎやすかった。このホテルは普通に宿泊するとかなり高いのだが、一週間連続で宿泊するとかなりの割引となり、会社の旅費支給基準額を下回ってくれる。今までそんなに連続で宿泊することもなかったので、今回始めて宿泊することができた。
 どのあたりがつなぎやすいかというとテレビの下にHDMI、USB、電源の口が揃っている。しかも口が全面を向いていて、差し込みやすい。
 そもそもHDMI、電源を繋げればプレステができるが、ちゃんとコントローラーを充電するためのUSBの口までついている。なかなか考えられていて、感心してしまった。
 これからも宿泊したいが、一週間連続出張はあまりないので、これが最後かもしれない。