海辺を散歩

自宅近くに海がある。散歩でちょくちょく歩いている。海といっても北海道の海なので、灰色の砂浜と夏でも冷ややかな海風ばかりだけれども。

 

晴れた日は景色が堪能できる。空は青く、ところどころに白い雲が流れている。雲は重層的で深みがある。海は青いところと緑色が混在して、砂浜は見渡す限り続いている。目を下に向けると、波が来たところと来ていないところでくっきり線ができている。浜には昆布やら見たことがない海藻、ペットボトルもあれば、横たわったクラゲなんかもあった。

子供たちは浜に打ち上げられているものを調べるのが楽しいらしく、探し回っていた。特にシーグラスを気に入ったのか競って拾っていた。

砂浜を歩いていると常に海から風が吹いていて、体を冷やしていく。雲の切れ間から太陽がのぞくと暖かくなる。この差が楽しい。

 

1時間ほど歩くと息があがる。そんな時に空を見上げて深呼吸すると凄くすっきりしてすがすがしくなる。