とある祝日の午前のお話

自宅のテーブルからお届けします。

家族みんな朝から出かけてしまった。妻と息子はバスケットボールの練習試合。妻は小学校のバスケットボール同好会の役員をしていて、いつも忙しい。昨日からナンバリング(背番号がついたベスト)を洗濯していたものをバタバタ畳んでいた。息子の準備への指示も少し苛立ちながらだった。

娘もバスケットボールの練習試合で、妻が出たあと30分程して中学校へ行ってしまった。

 

お昼まで時間が出きた。本当はバイクに乗りたいところだけど、イマイチ天気が良くない。

読書でもするかと手にとった本は「おべんとうの時間がきらいだった」。

NHKのサラメシという番組が好きで何年か前から見続けていて、そこに出てくるお弁当ハンターというのが好きだった。最近の書評でこのお弁当ハンターが取り上げられているので詳しく読んでみると、もともとANAの機内誌でお弁当に関する連載をしていて、そこからサラメシにつながったようだ。

 

子供の頃の話はヘビーだった。父親への憎しみ一杯で、自分も酒飲みの親がいて苦労したので読んでいて辛くなった。ただ、その前半があっての社会人になってからの話が面白く、一気に最後まで読んでしまった。最初にぐいっと掴まれて最後まで見させられたこと、一人の人生の物語を一気に聞かされた感じが良かった。

 

お昼は外に食べに行こうかと思ったけど、自分で作ってみるかな。