テレワークと子供たち

2月末から家族がバタバタ倒れていった。
最初に倒れたのは妻だった。3日ほど37.0℃~37.5℃をさまよい、寝たきりになってしまった。
熱が下がらない状況だったので、急遽単身赴任先から帰ることにして妻と一緒に病院へ行った。
まず、インフルエンザの検査は陰性。先生には最近はやっているコロナウイルスに関する相談もしたけど、肺炎症状がなく、重篤な状態でもないので、かぜと診断された。とりあえず家で休むことになった。
保健所のキャパシティの問題からか先生から諭されるような形で説明されたらしい。
妻が寝込んでいて家事が全くできないので、自分と子供たちでご飯を作り、部屋を掃除をした。
その翌日の夜、今度は息子が熱を出した。なんだか良く分からないけど翌日には熱が下がり、週末であったこともあり、病院にも行かずじまいだった。
日曜日の夕方にやっと妻の熱が下がり、単身赴任先に戻ることにした。
戻った翌日、今度は娘が熱を出して、残念ながら出張を断念して、再び自宅に戻ることにした。
ただ、出張を取りやめる調整がうまくいくかどうか分からなかったため、一日は単身赴任先、その後は自宅でテレワークとした。
今までは、週末に仕事する用事でしかテレワークをしたことがなかったが、今回は本格的な自宅でのテレワークとなった。
朝は妻を見送って、昼は子供たちとご飯を食べ、仕事が終わると同時に晩ご飯を作り、妻の帰りを待つということを行った。
今までは子供たちのクラブ活動があり、一緒に過ごすことが少なかった。久しぶりに心ゆくまでいろいろ話すことができた。
コロナウイルス災禍のまっただ中で先が見通せないけれども、子供たちと一緒に過ごせたのは良い思い出となった。