隣家とインターネット接続環境を統合した話

 妻の実家とは隣同士になる。

 義父母はフレッツ光を接続していたが、数年前にどこかの回線販売業者に騙されて突然フレッツを解約してモバイルルータを購入してしまった。

 義父母は高齢であるがまだしっかりしているので、特に気にしていなかった。しかし、今年の夏くらいに引き落としに関するトラブルが起きて、義父母が業者に対する不信感を持ちはじめ、回線を変更できないか相談があった。いろいろ聞いてみると回線が遅く、動画を見るにも困っているようだ。

 いろいろサービスを検討していたが、とある雑誌の記事を思い出し、自宅の回線と統合することにした。その記事では60メートル離れた実家をWi-Fi中継機を利用して接続し、カメラで母を見守るという内容で同じことをしてみることにした。

 

 自宅と義父母の家は20~30メートルほど離れており、間に車庫がある。

 自宅の無線ルータ(Buffalo WHR-1166DHP4)を親機として、中継機(TP-Link RE200)を2台購入して、接続した。

 自宅も義父母宅も2階建ての家で、Wi-Fiを利用するのも両宅ともに1階だったので、1階に設置した。2台の中継機の1台目を自宅の一番義父母宅に近いところ、2台目を義父母宅内の一番自宅に近いところにした。

 しかし、つなげてみるとあまり速度が上がらず、つながらないタイミングもでたため、2台の中継を2階に設置した。2階のほうが接続環境が良く、そのまま使ってもらうことにした。一週間ほど使い、特に問題が発生しないこともあり、モバイルルータを解約することができた。

 

 モバイルルータを解約できたが、時たまルータの調子が悪くなることがあったため、ルータなどの機器を増強することにした。

 自宅の親機をWTR-M2133HS、中継機2台をWEX-1166DHP2にして、同じメーカーで統一して、中継機を指向性アンテナがついているものにした。

 Buffaloのホームページに中継機2台を接続する方法が載っている。かなり参考になった。(https://www.buffalo.jp/support/faq/detail/15947.html