散歩・さんぽ・サンポ

 会社でウォーキングイベントが行われている。社内でグループを作ってスマホのアプリに登録すると、同じグループのメンバーや、他のグループの歩数を確認することができる。

 1日の歩数をもとにスコアが計算され、グループの合計を競いあう仕組みになっている。

 このイベントは年二回ほど開催されていて、毎回参加している。

 

 グループで歩数状況を確認できるのが大きなミソで、同じグループ内の他の人が歩いているのを見てしまうと自分も歩かないとという気持ちになってしまう。日本人的な同調圧力をうまく利用している仕組みだと思う。

 

 関東にいた頃は、駅から家が遠かったので、それなりに歩いていたけど、北海道に戻ってきてから、単身赴任先が駅から近いのと、ほぼ毎週末帰ってきている自宅が車を使用していることから、だいぶ歩かなくなってしまった。

 そんな状況からの助け舟なイベントだったので、良い機会だと思ってウォーキングをしてきた。

 

 ただ、時間と場所の確保が悩みだった。

 夜の19~20時くらいに仕事から帰ってくると、すぐに晩ごはんを食べて、シャワーを浴びることになる。晩ごはんを遅く食べると、翌日の朝に胃が重くなるし、シャワーを夜遅くに浴びると翌日の寝グセがひどくなってしまう。

 まだ、完全な解決策は見えないけどとりあえず、なるべく朝にウォーキングすること、寝グセがひどいときは翌日朝に頭だけ洗うことで回避している。

 朝は会社の出社時間に余裕をもたせて家を出ているので、その余裕時間を使って歩くことにした。一つ前の駅で降りてひと駅分歩いている。しかも、そのひと駅分は地下通路で接続されているので、天候に関わらず歩くことができる。

 ウォーキング場所も悩みだった。自分は散歩中にお腹が痛くなることがあり、歩くとしても近くにトイレがあるところにしたかった。これは自治体が提供しているウォーキングコースを使うことで解決した。

 自治体のウォーキングコースは沿道に公園があったり、休憩所が用意されている。だいたいトイレがあった。もちろんティッシュは自分で用意する必要はあるけど、トイレがあるかないかで全然違う。

 

 散歩していると気分が晴れる。特に太陽光を浴びることが重要だ。夏だと光量が十分に確保されているので短い時間だけでも太陽光に当たれば問題ない。しかし、冬は光量が十分ではなく、さらに日照時間も短いので、意識的に太陽の下に行く必要がある。

 この時期に散歩をすることで太陽光を十分に浴びることでカラダだけではなく、ココロの調子も良くすることができる。

 

f:id:tegrafet:20201107103709j:plain