仕事の一区切り

 ここ1年ほど導入に携わっていたシステムが稼働して一息ついている。

 稼働したと言ってもこれから大きな処理があるので、文字通りの「一息」としか言えない。これからも仕事は続いていく。

 同じような商談が他の顧客でも起きて、いきなり巻き込まれてしまった。今年はこの案件で大忙しになりそう。

 

 担当している顧客の特性上、年度末に山場を迎えることが多い。忙しく冬を過ごすと、すぐ春を迎えることになる。心の準備ができていない春は、目に眩しくてその光量に驚いてしまう。

 曇り空で今にも雨が降ってきそうな重さだけれど、いつものコースを散歩するとスッキリした。午後からは本格的に雨が降り、夕方からは暴風雨となるらしい。

 

 仕事に対する不安がまだ解消されない。20年も仕事をしているのにうまくこなすことができない。まだ先は長い。考えただけでもウンザリだけれども、淡々と生きていきたい。

 

 忙しい時期にマンボウが発令されて子どもたちの部活が消滅した。自分も妻も忙しいこともあり、娘にアルバイト代を払って晩御飯の用意をしてもらっている。本人は料理づくりに興味があるようで、Cookpadを見ながら頑張っている。この前作ってもらったハンバーグは、醤油ベースの味を染み込ませており、ご飯に合う絶品だった。あまりに美味しくて特別ボーナスを出してしまった。

 大学を出て、大きな会社に入るのが世間の言う成功なのだろうけど、楽しいことが見つかればそれを突き詰め、手に職をつけて前に進んでほしい。